パパにも見てほしい!19歳年下嫁を持つ夫の育児奮闘記!

〜昭和生まれの夫と平成生まれの妻と間も無く生まれる令和BABY〜女の子産まれました!

産まれました!!初産だと出産は予定日より遅くなるのか!?パパはとにかく落ち着こう。

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15時を少し過ぎました。嫁の悲痛な叫びが、分娩室から20メートル程離れたエレベーター前のソファまで響いています。

 さっきまでずっと嫁の腰の辺りをマッサージしていました。

 

 

今、陣痛が来てから3回目の検査をしています。

助産師さんが、「早くても夕方くらいかなー」と2回目の検査のときに言っていました。

 

 

と、これを書いていると呼ばれました。分娩が始まったようです。

少しは休憩できるかなと気を抜いていたので驚きました。心の準備ができていません(^^;)

 

 

 分娩室に入ると、テレビなんかでしか見たことがなかったあの出産シーンが目の前に。声をかけるのもためらってしまうほど、壮絶な戦いがすでに始まっていました。

 

目次

 

破水した!?

 

12月5日、たぶん5時頃。嫁に起こされました。

 

「破水したっぽい」

 

そのひとことだけで、電気ショックを流されたかのように跳ね起きました。

 

「来たか!」

 

痛みが頻繁に襲ってきて、あまり熟睡できなかったそう。ここのところ便秘だったので、その痛みかと思いトイレに行ったところ破水だったと。

しかし初めてのことなので、これが破水なのか確信が持てない。

嫁は声が震えながらも、病院に電話をしました。

すぐに来てください、と助産師さん。そして僕を起こしに来たのでした。

 

 

嫁はせっせと準備を整えています。ちょこまかちょこまかと動いています。

しかし自分はというと、そんな嫁を目で追うだけでなにも出来ず。というか、なにをしたらいいかわからない。とりあえず身支度を、と体に命令を出しているのに、かんじんの体はなかなかいうことを聞いてくれない。あっち行こうとしたりこっち行こうとしたり。で、結局ほとんど動いていないという。そして矢継ぎ早に質問ばかり浴びせます。口だけが動いています。

 

「今日産まれるってことやんなぁ?」

「これから入院やんな?」

「お義母さんの電話番号って、オレ知ってたやんなぁ?」

 

嫁はまだ少し声が震えていましたが、ひとつひとつ冷静に返事してくれます。

いや僕も冷静なんですよ。決して慌ててはいないんです。

ただ、なにをしていいかわからない。それだけ。

とりあえず最初にやったことは、ひげそりでした(^^;)

 

 

暖房を切り、戸締りを確認して家を出ます。水筒にお茶を入れて持ちました。

 

 

玄関のドアを開けると外はまだ暗く、ひんやりしています。芯から冷える寒さではなく、洞窟の中にいるような気持ち良さがあります。

 

落ち着いて産院へ

 

病院に到着したのは6時半くらいだったと思います。インターホンを鳴らし、中へ入れてもらいます。

 

 

すぐに検査をし、そのあと僕も呼ばれました。部屋は分娩室です。

はじめて踏み入れるその部屋はパッと見、先日入った陣痛室とあまり変わりなく、しいて言えばトイレが付いているくらいか。

しかしもうすぐ赤ちゃんに会えるという気持ちは、ふたりとも静かに高まってきていました。

 

 

破水したとはいえ、まだ陣痛はきていません。たまに痛みに襲われるものの、まだまだ産む段階ではないようです。

すぐに点滴が開始されました。

 

「陣痛促進剤をやるのかなー」

 

少し不安そうな嫁。しかしこのときはまだまだ余裕がありました。

小腹がすいたので、コンビニへ食べ物を調達しに行くことにしました。嫁はベッドでお寝んねです。

朝食は時間的に用意できないようで、昼食から病院のほうで出るようです。

 

陣痛誘発剤と陣痛促進剤の違い

 

胎児の心拍数とお腹の張り具合を測定しながら朝食を取ります。陣痛はまだきそうにありません。このとき僕たちふたりは、長期戦も辞さない覚悟でした。

そして9時ぐらいから、陣痛誘発剤を点滴の中に入れるという説明がありました。

 

 

陣痛促進剤は聞いたことがありましたが、陣痛誘発剤は初耳でした。

どういう違いがあるのでしょう。助産師さんが説明してくれました。

 

 

陣痛を起こさせるというのに違いはありません。ただそれらを投与する前に陣痛がきているか、きていないかの状態の違いで使い分けるようです。

 

 

陣痛促進剤は、すでに陣痛はきているにもかかわらず、強くならなかったり弱まったりしているときに使われるようです。

 

 

一方陣痛誘発剤のほうはというと、陣痛がきていない状態で、人工的に起こさせるときに使われます。

 

 

今回嫁の場合は、痛みはあるものの陣痛とはいえないほどのものなので、陣痛誘発剤を使うというわけでした。

 

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病院から説明があり、署名しました。

 

陣痛がきた

 

陣痛誘発剤入りの点滴を始めてから1時間ほどした辺りから、やっと襲ってくる痛みの間隔が短くなってきました。もっと陣痛を呼び込むために廊下を歩きました。

ぺちゃくちゃおしゃべりをしながら、ふたりで散歩感覚で歩きます。まだまだ余裕があります。

ベッドに戻っても、嫁は病院にいるにも関わらず律儀にアプリで痛みの周期を記録していました。

しかし・・・。

さらに1時間もすれば、それどころではないとスマホを放り投げていました。

 

壮絶なのは出産時だけではない

 

陣痛がやっと本格的に起こってきました。普段から仰向けで寝ている嫁でしたが、苦しさからか、さすがに横に向くようになりました。手すりを力一杯摑んでいます。

 

「イギャイー!●★▽✖️〓○▲¥※☆!!」

 

もはやなにを言っているのかわかりません。

 

 

助産師さんに促され、廊下を再び歩きます。さっきとは違い、気を紛らわすためにという理由ですが。

嫁は勘弁してくれといった表情で、目がうつろです。

1時間前の楽しい廊下散歩とは違い、立ち止まって奇声に近い悲鳴を上げることも多くなってきました。

 

 

その間にも、定期的に痛みは襲ってきます。その度に、僕は嫁の腰とお尻の中間の辺りを立ったままでマッサージします。大丈夫、大丈夫と手に力を込めながら。

 

「こんなの・・・もうイヤだ」

 

嫁はだんだん弱音を吐くようになってきました。

 

「もうすぐ会えるんだよ。やっと会えるんだよ」

 

僕はありきたりな言葉で励ますことしかできません。

 

「これからはいい子にしますので、早く終わらせてください」

 

本音中の本音でしょう。消え入りそうな声でうつむいています。

 

 

部屋に戻ると、再び検査をするからと僕は部屋を出されます。

検査もするのかもしれませんが、どうやらオムツを替えるということも僕が部屋から出された原因のようです。

 

 

少し離れたエレベーターの前のソファに腰を下ろします。深くため息をつき、なんとか早く陣痛がくるよう祈りを捧げます。

 

 

女性はたくましい

 

12月5日、15時33分。無事、出産しました。

立ち会いましたが、僕はほぼ突っ立っているだけでした。

たまに声をかけ、お茶を飲ませてあげるだけ。

なにも出来ない、というよりは、とにかく邪魔にならないように気をつけました。

 

 

最初ひとりだった助産師さん。ひとりでやるの!?と驚くのもつかの間。最終的には3人の助産師さんが、優しく声をかけながら慣れた手つきで作業を淡々と進めます。

小柄な女性たちが凛として、力強いたくましさを感じます。

 

 

この人たちに任せていれば安心だ。

 

 

そしてトリを努めるかのように入ってきた院長が、赤ちゃんを取り出しました。

頭が見えたのと同時に産声を上げました。

 

 

感動。なんていうたった2文字では到底表すことができない感情。ただただ涙。

嫁も感極まって涙しています。

やっと終わったというほっとした気持ちもあるでしょう。

本当によくがんばった!

 

 

紅潮したママのそばにやって来たベイビーの泣き声はとても心地が良く、僕たちの疲れを吸い取ってくれるようでした。

 

 

 

 午後の出産ということで、『めばえ』に応募することすら叶いませんでした。

こればっかりは、誰にも文句は言えません。

なにより母子ともに無事でいてくれて感謝です。

 

www.babypapamaama.com

最後に

 

初めての出産は、陣痛ではなく破水が先に来ました。

陣痛が来れば結果的にはあれよあれよといった感じで時間は経過しましたが、(これも個人差がありますが)陣痛待ちの時間はとても長く感じました。

部屋では音楽をかけてもいいし、テレビを観ることもできます。とにかくリラックスするために自由にしてもらって構わないということでした。

 

 

病院へ入ってから出産まで24時間かかったという話を聞いたことがありますし、暇つぶしのアイテムとしてスマホ以外に電子書籍も持参しましたが、イヤホンを持ってくればよかったと思いました。

 

 

 

予定日は7日でした。初産でしたが、2日も早く会うことができました。

初産でも、必ずしも遅れるということはないようです。

 

 

また後日談ですが、この産院ではテレビなどは一切お断りしているとのことでした。

同じ日に出産したあるママが、僕たちと同じようにめばえに応募しようとしていたけれど、院長から許可を得られなかったそうです。

応募の前に、確認しておかなければいけませんね。

 

 

赤ちゃんは、ずっと見ていても飽きることはないです。

画面に通して見なくても、これからずっと、赤ちゃんの成長をしっかり目に焼きつけていこうと思います。